鼠径ヘルニア 脱腸 手術後 腫れ

鼠径ヘルニアの手術後は腫れますか?

 鼠径ヘルニアの手術後は腫れるのでしょうか。

 

 鼠径ヘルニアとは、俗に言う「脱腸」のことです。
 下腹部から足の付け根の辺りを鼠径部と呼びます。
 鼠径部は組織が弱く、破れにくくなりるため、破けてしまった箇所からお腹の中にある腹膜が袋状になって飛び出してしまうのです。

 

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 その袋の中には、小腸や大腸が、時には大網、女性の場合なら卵巣、膀胱などが含まれます。
 この飛び出した臓器の血流が悪くなることを「かんとん」と呼び、これが悪化すると腹膜炎になって鼠径ヘルニアの緊急手術が必要になります。

 

 鼠径ヘルニアになりやすい人の特徴を挙げれば、
・中高年の男性
・痩せている高齢の女性
・立ち仕事が多い人
・腹筋に力を入れることが多い仕事の人
・激しい運動をする人
・妊婦
・便秘を繰り返している人
・肥満症の人
・喫煙者
・前立腺肥大症の人

 

 鼠径ヘルニアは、特に男性に多く見られる病気です。

 

 症状としては、まず鼠径部の腫れがあります。
 これは立った時などや、お腹に力を入れることで症状が出ますがあくまでも初期の症状です。

 

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 病状が進むと、鼠径部に違和感を感じるようになります。
 また、軽い痛みを感じることもあります。

 

 この場合、鼠径部の腫れは柔らかいものから硬いものへと変化し痛みも強くなります。
 このような状態は先に述べた「かんとん」の可能性を秘めています。

 

 さて、それでは手術の方法や手術後の様子について見ていきましょう。
 鼠径ヘルニアの手術は、簡単に言えば破けた部分を縫い合わせたり、そこに飛び出さないようにする網を張るというものです。

 

 特に後者のメッシュで出来た人工補強材を使用する方法は、手術後の疼痛が少なく、再発の可能性が低くなります。
 また、傷跡は4〜5cmと小さく、手術時間も短いですし、どんな麻酔法でも手術をすることが可能です。

 

 手術後の注意点としては、まず鼠径部の腫れがあります。
 これは、水腫や血腫です。
 通常は半年くらいで自然に軽くなりますが、再発の可能性もあるので経過を見せに受診しましょう。

 

 次は手術創の発赤です。
 これは皮膚を接着したことによってできたかぶれです。
 この手術創は、細菌感染する恐れがあります。

 

 また、手術創から水や血が出てきたり、つっぱり感がしたり、疼痛が長引く場合には、再診した方が良いでしょう。
 最後に、再発を防ぐためには、生活習慣を見直すことが大切です。

 

 次の記事はこちらです。
 鼠径ヘルニアの手術後には痛みや違和感が出る?

 

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