鼠径ヘルニア 脱腸 手術後 痛み 違和感

鼠径ヘルニアの手術後には痛みや違和感が出る?

 鼠径ヘルニアの手術後には痛みや違和感が出るのでしょうか。

 

 鼠径ヘルニアとは、内臓をお腹の中に収める役割がある筋膜の力が弱まることで、太ももや下腹部に腸がはみ出してしまう病気です。
 はみ出した腸はピンポン球くらいの大きさのしこりのような形になります。

 

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 鼠径ヘルニアは手術を受ければ治る病気ですが、これまでは手術後に体を起こす動作やしゃがむ動作、座る動作などをすると痛みや違和感を感じることが少なくありませんでした。

 

 また、痛みがひどい場合は歩くのも困難になることがありました。
 しかし、近年では痛み対策が進んだことにより、手術後に痛みや違和感を感じることは少なくなりました。

 

 例えば鼠径ヘルニアの手術を全身麻酔をしてから腹腔鏡を用いて行うようにすると手術中に痛みを感じることは全くありませんし、手術後の痛みを少なくすることが可能です。

 

 また、腹腔鏡手術を行う際に傷に充分量の局所麻酔を注入したり、手術直後の点滴に鎮痛薬を加えたり、手術後数日間は定期的に鎮痛薬を内服したりすれば歩くのが困難になるほどの痛みが生じることはありません。

 

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 近年では痛み対策が進んだことにより、鼠径ヘルニアの手術後に痛みや違和感を感じることは少なくなりましたが、手術後何週間も経っているのに日常生活に支障をきたすほどひどい痛みや違和感が続くこともあります。

 

 どういったメカニズムでこのような状態になるのかはまだ完全には解明されていませんが、鼠径部を支配する神経の障害が原因とする説やメッシュの違和感が原因とする説などがあります。

 

 痛みや違和感の発症頻度は手術方法によって異なります。
 腹腔鏡手術が正しく行われた場合は疼痛が起きることはほとんどありませんが、メッシュを使用した手術の場合は痛みやつっぱり感が出やすい傾向があります。

 

 痛みや違和感が軽症の場合は鎮痛剤を飲みながら自然に症状が改善するのを待つのが一般的ですが、鎮痛剤を飲んでも痛みが治まらない場合は神経ブロック注射が行われることがあります。
 それでも痛みが治まらない場合はメッシュの摘出手術が行われることもありますが、この手術は簡単な手術ではないので医師とよく相談することが大切です。

 

 次の記事はこちらです。
 鼠径ヘルニアの手術後には運動してもいい?

 

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